はまぐち さくらこ
Sakurako Hamaguchi
画家 / 絵本作家 / Artist
自身のこども時代をテーマに絵を描く。
「小さなころ、庭で遊ぶのが好きだった。生い茂った草木のこうばしいような匂い。名前のわからない小さな赤い虫、しば犬の赤い屋根の家、涼しいところでずっとねむる猫たち、ばかでかい石を飛び回るわたし。実がぼたぼたっと落ちる梅の木。かさぶたの膝小僧をなめてみる。
そうだ、雨上がりの葉っぱには、ずっと濡れたままでいてほしかった。それでもこの世界は何で絵みたいじゃないのだろうと、とにかくただ不思議だった。ともだちは描けばいい。いつか誰かがそのこと遊んでくれるよ」
国内外にて、個展活動を続け、ライブペインティング、こどもへのワークショップ、絵本制作など幅広く活動、現在に至る。
主な活動
- 2010年「絵画の庭~ゼロ年代日本の地平から~」国立国際美術館(大阪)
- 2013年「オバケとパンツとお星さま」 東京都現代美術館(東京)
受賞歴
- 2004年「GEISAI #5」金賞(神奈川)
- 2005年「みづゑ賞」絵本部門 / 大賞 美術出版社
収蔵
- 「黄色いにおいがやってくる」大阪国立国際美術館(大阪)
- 「世界でいちばんつよいぼく」大阪国立国際美術館(大阪)
- 「いっせーの100!」大阪国立国際美術館(大阪)
出版
- 「ぱぱごはん」ビリケン出版
- 「ぱんつちゃん」岩崎書店